プロ野球選手 永易将之

永易将之選手は東映フライヤーズや西鉄ライオンズに所属した元プロ野球選手で、東映フライヤーズに6年間在籍した後に1968年からは西鉄ライオンズに移籍しますが、1969年にプロ野球界では野球賭博の問題が発覚します。それに永易将之選手は関与しており報酬を受け取る代わりに自分が出場する試合で敗退行為を行っていた事が明らかになりました。

永易将之

この問題が発覚する発端になったのは永易選手が試合で打たれても悔しがらない事に当時の球団社長が不信感を抱いていて調査を開始した事が発端でした。最終的に関与していたのは永易選手だけでなく、19名の選手が何らかの賭博行為に関与していて警察に逮捕されています。この19名にはNPBからも処分が下りましたが、敗退行為などを行った選手は永久追放の処分が下されて敗退行為に協力するように勧誘されて断ったものの報告を行わなかったなどの比較的軽微なケースでは厳重戒告処分が下されています。

永易選手は報酬をもらって敗退行為を行っていたので、罪は重く永久追放処分を受けて1969年を最後にNPBとは関わっていません。この問題が発覚して永久追放の処分を受けたのは永易選手がプロ入り6年目のシーズンの事でした。