プロ野球賭博

賭博

野球賭博とは野球の試合を対象にお金を賭ける事で直接お金を賭けていなくても依頼されて敗退行為などを行う事も違法な事です。賭博自体が刑法に触れる違法な行為であるだけでなく、関与する事自体がプロ野球の運営に大きな問題を生じさせる事からNPBも関与した関係者には厳しい処分を下しています。NPBでは1969年と2015年に賭博問題が発生していずれも永久追放の処分が下される処分が出ています。

1969年に発覚した問題では19人が関与していて自分が出ている試合で敗退行為をする代わりに報酬を得ていたり、野球以外を対象とした賭け事に関与していた事が発覚して19人の選手が永久追放や期限付きの謹慎処分を受けています。その後2015年には4名の現役選手が野球を対象とした賭け事を行っていた事が発覚しました。

この時関与した4名の選手はいずれも自分が出場している試合は対象としておらず敗退行為などはありませんでした。2015年の問題発覚時には4名の選手が関与していましたが、自ら関与を自白した選手以外は永久追放の処分を受けています。永久追放を免れた一人の選手も一年間の失格処分を受けました。またこの選手たちが所属していた球団はNPBから制裁金を支払う処分を受けています。